Sambaのセキュリティ脆弱性について

2013-03-06

サポートニュース

update

Samba Teamより、Sambaのセキュリティ脆弱性(CVE-2013-0213, CVE-2013-0214)に 関する情報が公開されております。

本問題は、osstech-samba-3.6.11 までの SWAT(Samba管理用Webインターフェース)をご利用中のお客様のみに影響があります。 SWATをご利用中のお客様はSambaのアップデートパッケージの適用をお願いいたします。

脆弱性の内容

CVE-2013-0213

Samba3.0以降においてSWATにクリックジャッキングの 脆弱性が報告されています。SWAT利用者が本脆弱性 を利用した 攻撃サイトにアクセスすると、利用者の意図しない設定がされて しまう可能性があります。

CVE-2013-0214

Samba3.0以降においてSWATにクロスサイトリクエストフォージェリの 脆弱性が報告されています。SWAT利 用者が本脆弱性を 利用した攻撃サイトにアクセスすると、利用者の意図しない設定が されてしまう可能性があります。

管理者が推測されやすいパスワードを利用していると 辞書を使った総当たり攻撃などで被害を受ける可能 性があります。

アップデートパッケージの入手方法

お客様がご利用中のSambaの環境について、ご利用中の動作OS、 およびご利用中のSambaバージョンをご確 認の上、弊社サポート窓口まで、 サポートID、会社名、ご担当者名を添えてご連絡ください。 折り返し、弊社よりアップデートパッケージ をご案内いたします。

なお、以下にないOSについては、サポート窓口までお問い合わせください。

  • RedHat Enterprise Linux 6 (x86-64)
  • RedHat Enterprise Linux 5 (x86)
  • RedHat Enterprise Linux 5 (x86-64)
  • RedHat Enterprise Linux 4 (x86)
  • RedHat Enterprise Linux 4 (x86-64)
  • Solaris 10 (sparc)
  • Solaris 10 (x64)

また、samba3.5をご利用中のお客様には、本問題が修正されているsamba3.6への バージョンアップをご案 内しております。

アップデートパッケージの適用方法、およびSambaパッケージの変更内容は、 次のリンク先をご覧くださいますようお願いいたします。

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