LDAP Account Managerの初期設定
インストール
LAMディレクトリにあるRPMを以下のようにすべてインストールください。
# rpm -Uvh *.rpm
足りないモジュールが表示された場合は、Red Hat Enterprise LinuxのインストールCDの中にあるので、それをインストールください。
設定ファイルの作成
- RPMパッケージでインストールした場合、/var/www/html/lamにLDAP Account Managerがインストールされます。
- LDAP Account Managerの設定ファイルは、/var/www/html/lam/configディレクトリに作成します。
config.cfg ファイルの作成
サンプルとして、config.cfg_sampleファイルがあるので、このファイルに従って、パスワードとデフォルトのプロファイル名を指定し、config.cfgファイルとして作成しておきます。
PHPの設定
/etc/php.iniのmemory_limitのパラメータを32Mに設定します。
memory_limit = 32M
Apacheの起動
Apacheを起動し、LDAP Account Managerにアクセスできるようにします。
# /sbin/service httpd start
デフォルトプロファイルの作成
config.cfgファイルに指定したデフォルトプロファイル名に".conf"をつけたファイルが、設定ファイルとなります。今回は、config.cfgで"default: lam"と設定しましたので、lam.conf ファイルをプロファイルとして作成します。
あらかじめlam.conf_sampleファイルに設定のサンプルがありますので、このファイルを元に設定を行います。
- admins: LDAPの管理者を指定します。/etc/openldap/slapd.confのrootdnとあわせます。
- passwd: Webインターフェースの外観などを変更する際のパスワードを設定します。
- treesuffix: LDAP Account Managerで管理するLDAPのsuffixを指定します。/etc/openldap/slapd.confのsuffixとあわせます。
- defaultLanguage: Webインタフェースの言語を指定します。日本語の場合、"ja_JP.utf8:UTF-8:日本語 (日本)"を入力します。選択肢は、同じディレクトリのlanguageファイル内にありますので、コピー&ペーストしてもかまいません。
- types: suffix_user,suffix_group,suffix_hostなどのDNのドメイン名を正しく設定します。
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