DELL PowerEdge FreeOS サポート情報
8GB のメモリを使用するには?
64bitのFedora Coreを使用すれば、8GBメモリも正常に認識し、使用可能です。
32bitのFedora Coreの場合、4GBまでしか認識しません。 以下にて大きいメモリに対応したkernelをインストールします。
# yum install kernel-PAE
ただし、必ず最新のPAE kernelを使用してください。
インストールCDやDVDのPAE kernelでは、AMD PowerNow!によるBUGメッセージが/var/log/messagesに表示されます。
起動時にメモリリーク表示される(Fedora Core 64bit)
該当機種:SC1435(RAID:SAS5i),6950(RAID:PERC5i)
64bitのFedora Coreを使用する場合、起動時や/var/log/messagesに以下のメッセージが表示されます。
clear_kernel_mapping: mapping has been split. will leak memory
このメッセージを解消するには起動時もしくは/boot/grub/grub.confのkernelに以下のオプションを渡す必要があります。
iommu=soft
これによってH/WでのIOMMU(I/O Memory Management Unit)機能は使用できなくなります。
cpu 動作colckが搭載CPUの値ではない
該当機種:SC1435(RAID:SAS5i),6950(RAID:PERC5i)
64bitのFedora Coreを利用している場合や32bitでもPAE kernelを利用している場合、/var/log/messagesに
kernel: powernow-k8: 0 : fid 0xc (2000 MHz), vid 0xe (1200 mV) kernel: powernow-k8: 1 : fid 0xa (1800 MHz), vid 0x10 (1150 mV) kernel: powernow-k8: 2 : fid 0x2 (1000 MHz), vid 0x12 (1100 mV) kernel: powernow-k8: cpu_init done, current fid 0xc, vid 0xe
が表示されている場合、プロセッサの熱消費を削減するAMD PowerNow!テクノロジが動作可能となります。 この時に
# cat /proc/cpuinfo や # cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_cur_freq
(cpu0の部分をcpu1やcpu2と変えることでそれぞのcpuに関して確認することができます)
にてcpu MHzの値が搭載CPUの値ではない時があります。
負荷がかかっていない通常状態で確認すると上記メッセージの通り1000MHzとなります。
負荷がかかる作業を実施した場合には搭載CPUの値を表示します。
シャットダウン時にsegfaultが表示される
ACPIが有効である場合にサーバの電源断(halt -pやフロントパネルの電源off)を実施した場合、シャットダウン時のコンソールに以下のメッセージが表示されます。
hcid[3102]: segfault at 0000000000000030 rip 00002aaaaacebfe8 rsp 00007fff99f65960 error 4 数字などは変更になる可能性あり
このメッセージを解消するにはBluetoohサービスを停止します。
# service bluetooth stop # chkconfig bluetooth off
お問い合わせ: info @ osstech.co.jp