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support:am2018-2-1 [2018/03/06 05:24] (現在) – 作成 tonoki
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 +====== SAMLライブラリ の脆弱性(JVNVU#98536678)について [AM20180306-1] ======
 +
 +===== SAMLライブラリ の脆弱性(JVNVU#98536678) のお知らせ =====
 +
 +JPCERT/CCよりJVNVU#98536678が公表されましたが、
 +
 +__**OpenAMはこの脆弱性に該当しない事を確認いたしました。**__
 +
 +脆弱性の詳細を以下に説明します。
 +
 +複数の SAML ライブラリに認証回避の脆弱性
 +  * [[https://jvn.jp/vu/JVNVU98536678/|https://jvn.jp/vu/JVNVU98536678/]]
 +
 +複数の SAML ライブラリに、サービスプロバイダへの認証が回避される問題が存在します。この問題は XML DOM トラバーサルおよび正規化を行う API の挙動に起因しており、攻撃者は XML 署名の検証を無効化することなく、SAML データを改ざんすることが可能です。
 +
 +本脆弱性の影響を受けるシステムは、以下のライブラリを利用しているシステムです。
 +
 +  * ● OneLogin - "python-saml" (CVE-2017-11427)
 +  * ● OneLogin - "ruby-saml" (CVE-2017-11428)
 +  * ● Clever - "saml2-js" (CVE-2017-11429)
 +  * ● OmniAuth SAML (CVE-2017-11430)
 +  * ● Shibboleth OpenSAML C++ (CVE-2018-0489)
 +
 +OpenAMでは該当のSAMLライブラリを利用しておりません。
 +
 +また、OpenAM内部SAML処理においては同様の脆弱性が無いことを確認しております。
 +
 +
 +===== 対策 =====
 +
 +OpenAMは、対処の必要はありません。
 +
 +OpenAMは本脆弱性を含みませんが、Shibboleth-SP等のサードパーティ製
 +SAML-SPソフトウェアは影響を受ける可能性があります。
 +調査および対処を行って下さい。
 +
  
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