トラブルシューティング

一般的なトラブルシューティングの流れについて記載します。

UCIDM が意図した動作をしていないようにみえる

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

UCIDM の内部処理でなんらかの不具合が発生している可能性があります。

次のように詳細ログを収集する運用ツールを実行して作成したログアーカイブを添付して弊社のサポート担当者にご連絡ください。

# /opt/osstech/bin/containerlog archive -path /opt/osstech/var/lib/ucidm/docker-compose.yml
2023/04/26 15:22:23 INFO archive container log finished file=container-log-20230426152222.tar.gz

コンテナのログを収集できているかどうかは tar コマンドで確認できます。

# tar tvf container-log-20230426152222.tar.gz

コンテナのログについては ログ確認 を参照してください。

エントリのデータが外部連携先に反映されていない

  • LDAP Agent および AD Agent に、UCIDM の API からエラーが返っていないか確認してください
    • ldap-agent または ad-agent のコンテナのログを確認してください
  • 履歴一覧画面に失敗のレコードがないか確認してください
    • 画面にて、DN 情報等を元にレコードの絞り込みを行うことができます
    • もし失敗のレコードがあった際は、そのエラー内容を確認してください
    • 必要に応じて、api や consumer のコンテナのログを確認してください
  • 進捗中ジョブ一覧画面にて実行中のレコードがないか確認してください
    • 画面にて、DN 情報等を元にレコードの絞り込みを行うことができます
    • ここに表示されているジョブは現在実行中ですので、処理が終わるまでお待ちください
  • LDAP Agent および AD Agent が UCIDM API サーバーにエントリを送信しているか確認してください
    • OpenLDAP 、AD の操作を行い、Agent のログでそのエントリの受信が確認できない場合は Agent の設定を確認してください
    • 個別またはすべてのエントリの再同期については Agent の再同期 を参照してください