OpenLDAP back-wt RPMパッケージ

2015-12-11

OpenLDAP と仲間たち Advent Calendar 2015 11日目。

back-wtはWiredTigerデーターベースを利用したOpenLDAPの新しいバックエンドです。

このモジュールはOpenLDAPの最新のgitレポジトリにマージされていますが、まだリリースされていないので、簡単に評価できるようにRHEL7/CentOS7向けのRPMパッケージを用意しました

※まだリリースされていない OpenLDAP 2.5 をベースにしていますのでプロダクション環境での利用は推奨しません。

インストール

YUMレポジトリの追加

# curl https://www.osstech.co.jp/~hamano/redhat/install_repo.sh | sh

OpenLDAPサーバーのインストール

# yum install -y osstech-openldap-wiredtiger-servers

OpenLDAPクライアントのインストール

# yum install -y osstech-openldap-wiredtiger-clients

設定

デフォルトで以下のように設定してありますので、最初からback-wtを利用できる状態になっています。

/opt/osstech/etc/openldap/slapd.conf:

database        wt
suffix          "dc=example,dc=com"
rootdn          "cn=Manager,dc=example,dc=com"
rootpw          secret
directory       /opt/osstech/var/lib/ldap
wtconfig        cache_size=256M

サービスの起動

# service osstech-ldap start

Enjoy!

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