OpenAM のセキュリティ脆弱性について [am2021-7-2]

OSSTech OpenAM のアップデート版の提供を開始します。アップデート版ではセキュリティ脆弱性が修正されておりますので適用をお願いします。

2022-01-13

サポートニュース

OpenAM

update

OpenAM のセキュリティ脆弱性について

OSSTech OpenAM にアクセス制御の不備の脆弱性が見つかりました。 この脆弱性はセッションハイジャック攻撃に利用されるおそれがあります。

本脆弱性は ForgeRock 社が公開している以下のセキュリティアドバイザリー に対応しています(Issue #202110-01: Broken Access Control)。

セキュリティ深刻度

Critical

対象

  • OpenAM 14.x
    • osstech-openam14-14.1.0-11 以前のバージョン
  • OpenAM 13.0.0
    • osstech-openam13-13.0.0-179 以前のバージョン
  • OpenAM 11.0.0
    • osstech-openam11-11.0.0-135 以前のバージョン
  • OpenAM 9.5.x
    • osstech-openam-9.5.5-48 以前のバージョン

恒久対策

アップデート版の適用をお願いします。

暫定回避策

下記 URL をご覧ください。

アップデートパッケージの入手方法

お客様がご利用中の OpenAM の環境について、下記の動作 OS、ご利用中のOpenAMのバージョンの情報、およびカスタマイズの有無などをご確認の上、弊社サポート窓口まで、サポートID、会社名、ご担当者名を添えてご連絡ください。

※下記に記されていない環境については、サポート窓口までお問い合わせください。

OS について

  • Red Hat Enterprise Linux 8 (x86-64)
  • Red Hat Enterprise Linux 7 (x86-64)
  • Red Hat Enterprise Linux 6 (x86-64)

OpenAM のバージョンについて

rpm パッケージを導入されている場合は下記のコマンドでご確認ください。

# rpm -qa | grep osstech

カスタマイズの有無などについて

下記の条件に当てはまる場合は、標準のアップデート方法が適用できません。弊社へご連絡の際に下記の条件に当てはまる旨をお知らせください。弊社より個別のアップデート方法をお知らせします。

  • カスタマイズモジュールを導入している
    • 画面のカスタマイズをされている場合
    • 認証モジュールのカスタマイズをされている場合
  • OpenAM の配備方法が弊社標準とは異なる
    • OpenAM 13.0.0 および 14.0.0 の標準配備先:
      • /opt/osstech/share/tomcat/webapps/openam
    • OpenAM 11.0.0 の標準配備先:
      • /opt/osstech/share/tomcat7/webapps/openam
    • OpenAM 9.5.x の標準配備先:
      • /opt/osstech/share/tomcat6/webapps/openam.war

リリースノート

アップデート版の修正内容をリリースノートに記載しております。

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