OpenLDAP のWiredTigerバックエンドの不具合に関する製品アップデートのお知らせ

OSSTech OpenLDAP のアップデート版の提供を開始します。アップデート版では WiredTigerバックエンド利用時の不具合が修正されていますので適用をお願いします。

2021-04-20

サポートニュース

OpenLDAP

update

製品アップデートのお知らせ

OpenLDAPのWiredTigerバックエンド利用時の検索処理の不具合を修正しました。

対象

  • OSSTech OpenLDAP 2.4.58-171 より前のバージョン

問題の概要

LDAPのデータベースとして、WiredTigerバックエンド(back-wt)を利用している場合、検索条件に一致する検索ベース配下ではないエントリも取得できる問題を修正しました。

下記の設定が/opt/osstech/etc/openldap/slapd.confファイルに含まれているシステムのみ、本問題の影響を受けます。

database wt

BDBバックエンド(bdb)利用時には本問題は発生しません。

アップデートパッケージの入手方法

お客様がご利用中の OpenLDAP の環境について、下記の動作 OS、ご利用中のOpenLDAPのバージョンの情報をご確認の上、弊社サポート窓口まで、サポートID、会社名、ご担当者名を添えてご連絡ください。

OS について

  • Red Hat Enterprise Linux 7 / CentOS 7 (x86-64)
  • Red Hat Enterprise Linux 8 / CentOS 8 (x86-64)

OpenLDAP のバージョンについて

下記のコマンドでご確認ください。

$ rpm -q osstech-openldap

リリースノート

その他の修正内容についてはリリースノートに記載しております。

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