OpenLDAP 2.4.56 マルチマスター環境の異常終了の修正

OSSTech OpenLDAP のアップデート版の提供を開始します。アップデート版では OpenLDAP 2.4.56で発生するマルチマスター環境の不正終了の問題が修正されておりますので適用をお願いします。

2021-01-20

サポートニュース

OpenLDAP

update

不具合情報

LDAPサーバーがマルチマスター構成でsyncprovオーバーレイによる複製を行う環境において、syncprov-sessionlogを設定している場合、同一エントリの情報がセッションログに保存された場合に、slapdプロセスが異常終了し、コアファイルが多数生成される問題を修正しました。

対象

  • OSSTech OpenLDAP 2.4.55-166 のみ

上記以外のパッケージは本問題の影響は受けません。

恒久対策

osstech-openldap-2.4.55-166パッケージが導入されている環境ではアップデート版の適用をお願いします。

アップデートパッケージの入手方法

お客様がご利用中の OpenLDAP の環境について、下記の動作 OS、ご利用中のOpenLDAPのバージョンの情報をご確認の上、弊社サポート窓口まで、サポートID、会社名、ご担当者名を添えてご連絡ください。

※下記に記されていない環境については、サポート窓口までお問い合わせください。

OS について

  • Red Hat Enterprise Linux 7 / CentOS 7 (x86-64)
  • Red Hat Enterprise Linux 8 / CentOS 8 (x86-64)

OpenLDAP のバージョンについて

下記のコマンドでご確認ください。

$ rpm -q osstech-openldap

リリースノート

その他の修正内容についてはリリースノートに記載しております。

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