複数システムのID情報を統合管理 業務を効率化し、運用負荷も大幅軽減!
Unicorn ID Manager (ユニコーンIDマネージャー)は、複数システムがそれぞれ管理しているID情報を、一括して管理できるオープンソースのID管理・連携製品です。
昨今の企業では、Windows Active DirectoryやOpenLDAPなどのLDAP製品、データベースなどのオンプレミスのシステムとMicrosoft 365やGoogle Workspaceなどクラウドのシ ステムでID情報が分散するケースが多くみられます。
Unicorn ID Managerは、このように散在するID情報を統合管理することで業務を 効率化し、運用負荷を大幅に軽減します。また、パスワード変更機能やセルフメンテナ ンス機能により、一般ユーザーによるメンテナンスの利便性も向上させます。さらに Linuxコマンド連携やコマンドインタフェースによるCSVバッチ連携など、さまざまなシ ステムとのID連携を実現します。
はじめてID管理製品を導入する際、低コストでシンプルな管理を実現したい企業に最 適なソリューションです。
製品特長
クラウドサービスの Microsoft 365、Google Workspaceや、オンプレミスの Windows Active Directory (Samba も含む)、OpenLDAP,、RDBMS(MariaDB、MySQL、PostgreSQL)などに登録されるユーザーIDを統合管理できます。
管理者や一般ユーザーは、WebブラウザーからID管理操作やパスワード変更の操作を行うことができ、各連携先に対して即時反映します。
ID情報を集約するメタディレクトリを持たないため、各連携先の接続設定と、属性のマッピング設定を行うことで利用を開始できます。
ユーザーID連携先の柔軟な構成
- Microsoft 365、Google Workspace、OpenLDAP、Active Directoryの連携を複数の組み合わせで構成することが可能です。
一般ユーザー向け Webインターフェース
- パスワード一括変更画面
Microsoft 365、Google Workspace、OpenLDAP、Active Directory、RDBMS、Sambaなどに登録されたユーザーのパスワードの一括同期変更が可能です。
最大文字数、複雑性チェックなどにより、簡単なパスワードの設定を制限することができます。
パスワード変更画面に掲載するメッセージを設定可能です。
OpenAMによるSSO連携に対応します。
- セルフメンテナンス画面
ユーザーのID情報をユーザー自身で更新が可能です。
初期設定により、更新可能とする属性を選択できます。
- パスワードリセット画面
ユーザーが自身のパスワードを忘れた際に、事前登録済みのユーザーのメールアドレス宛にパスワードリセット用URLのメールによる通知が可能です。
管理者向け ユーザー統合管理 Webインターフェース
- 個別ユーザー管理機能
Webブラウザー上で、個別にユーザー作成や、ユーザー情報の更新が可能です。
ユーザー作成、更新、削除、有効化(ログイン許可)、無効化(ログイン禁止)、リネームの操作が可能です。
操作時に連携対象を切り替えることが可能です。
- パスワード管理機能
管理者は任意のユーザーのパスワードの再設定が可能です。
ランダムパスワードの自動生成が可能です。
再設定したパスワード情報をユーザーに紙で渡すための印刷支援が可能です。
- CSV一括管理機能
CSVファイルのアップロードによるユーザー一括操作が可能です。
ユーザー一括作成、一括更新、一括削除、一括有効化、一括無効化、リネーム、パスワード変更が可能です。
操作時に連携対象を切り替えることが可能です。
- グループ管理機能
グループの登録や、メンバーの管理が可能です。
- ユーザー一覧機能
登録ユーザー情報の一覧表示(HTML表示)、一覧取得(CSVファイル)が可能です。
一覧表示の検索(部分一致)による絞り込みが可能です。
LDAPやActive Directoryの属性に合わせて、拡張スキーマに合わせた利用が可能です。
LDAPやActive Directoryなどでマルチバリュー属性を扱うことが可能です。
ユーザー作成、削除後などに、Linux上で任意のスクリプトの実行が可能です。
コマンドラインインタフェース
Linux上のコマンドラインインタフェースを利用して、CSVファイルによるID連携操作が可能です。
Unicorn ID Manager 利用イメージ
対応バックエンド
- Active Directory / Samba
- LDAP(OpenLDAP)
- RDBMS(PostgreSQL、MariaDB、MySQL)
- Microsoft 365 (旧名 Office 365)
- Google Workspace (旧名 G Suite、Google Apps)
Unicorn ID Managerは、ID情報を集約するメタディレクトリを持たないため、各連携先の 接続設定と属性のマッピング設定を行うことで 利用を開始することができます。
動作環境
製品をインストールできる OS
- Red Hat Enterprise Linux 8 / CentOS 8 / AlmaLinux 8 / Rocky Linux 8 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 / CentOS 7 (x86-64)
※ 上記以外の OS はお問い合わせ下さい。
ハードウェア要件
- CPU: Intel Xeon / AMD Ryzen などの x86-64 互換プロセッサー (2 コア以上)
- メモリ: 4 GB 以上 (性能要件やデータ容量などに依存)
- ストレージ: 10 GB 以上 (データ容量やログ容量などに依存)
連携可能サービス / ソフトウェア
Unicorn ID Managerは下記のサービス、ソフトウェアとID情報連携を行うことができます。
- OpenLDAP
- Active Directory
- Windows Server 2019 / 2016 / 2012 R2 / 2012
- Samba
- RDBMS
- MySQL
- MariaDB
- PostgreSQL
- Google Workspace (旧名 G Suite、Google Apps)
- Microsoft 365 (旧名 Office 365)
対応 Web ブラウザー
Unicorn ID Managerの操作に利用できる対応Webブラウザーは下記の通りです。
- Internet Explorer 11
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
画面ショット
一般ユーザー向け パスワード変更画面
一般ユーザー向け 属性変更画面
一般ユーザー向け パスワードリセット画面
管理者用 対象選択メニュー
管理者用 操作メニュー画面
提供価格
製品価格:60万円(税別)
サポート料金:24万円/年(税別)