ID の登録・変更・削除を、一度の操作で全サービスへ
OpenLDAP, Active Directory などで管理している ID 情報の変更を検知し、Google Workspace, Microsoft Entra ID などのクラウドサービスへ自動で連携します。
すでにお使いのシステムを変更することなく、UCIDM サーバーを追加するだけで導入できます。
こんなお困りごとはありませんか
同じ情報を何度も登録している
アカウント 1 件のために、社内システムとクラウドサービスへ個別に登録。利用するサービスが増えるほど、作業時間と入力ミスのリスクが積み上がります。
アカウントの削除漏れが残る
利用者が組織を離れる際、複数のサービスでアカウント削除や権限停止の必要があり、対応漏れがセキュリティリスクに繋がってしまいます。
特定の時期に作業が集中する
年度替わりや異動の時期には、多人数のアカウントを短期間でまとめて作成・変更する必要があり、担当者の負担が一時的に跳ね上がります。
Unicorn Cloud ID Manager は、これらの作業を自動化します。
Unicorn Cloud ID Manager 利用イメージ
ID 情報を一元管理し、各サービスへ連携
- ディレクトリサービス(OpenLDAP, Active Directory など)を ID 情報の管理元とします。
- 管理元でユーザーやグループの追加・更新・削除やパスワードの変更を行うと、UCIDM がその変更を検知します。
- 検知した変更を、Google Workspace などの外部サービスへ自動で反映します。
- 管理元となるディレクトリサービスは、すでにお使いのものをそのまま利用できます。お持ちでない場合は、あわせた構成でご提案いたします。

製品機能
ID 情報の自動連携
OpenLDAP, Active Directory 等のディレクトリサービスにおいてユーザーやグループの追加・更新・削除を行ったときや、ユーザーのパスワードを更新した際、その変更を検知して自動的に外部サービスに ID 情報を連携できます。
連携元として対応しているサービス
- OSSTech OpenLDAP
- Active Directory
- Microsoft Entra ID(パスワード情報は連携対象外)
連携先として対応しているサービス
- OSSTech OpenLDAP
- Active Directory
- Microsoft Entra ID
- Google Workspace
- SCIM 対応サービス(動作確認済み:Salesforce)
- RDBMS
上記以外のサービスへの連携をご希望の場合は、お問い合わせください。
連携対象の柔軟な絞り込み
すべての ID を一律に連携するのではなく、どのユーザー・グループを連携するかを条件で指定できます。連携先ごとに異なる条件を設定できるため、「このサービスは特定の部署だけ」といった運用にも対応できます。
連携対象の条件を指定
「部署が営業部、かつ雇用形態が正社員であれば連携対象とする」のような条件を、管理画面上から設定できます。
連携対象から除外するアカウントを個別に指定
特定のユーザーやグループを連携の対象外に設定できます。システム管理用アカウントなど、外部サービスへ連携したくない ID を個別に除外できます。
ID 運用の自動化
日々の ID 管理業務を自動化し、管理者の手作業を減らします。
ID ライフサイクルの自動化
ユーザーごとに有効日・無効日・削除日を設定しておくと、UCIDM がその日付を定期的にチェックし、アカウントを自動で有効化・無効化・削除します。利用開始日や利用終了日にあわせた切り替えを、手作業なしで行えます。
グループの自動振り分け
ユーザー属性がルールに合致したら自動でグループへ追加します(例:部署属性が「営業部」なら営業グループへ)。異動や進級にあわせた組み替えを自動化できます。
プロビジョニングの制御
専用グループへの所属をプロビジョニング、離脱をデプロビジョニング(削除・無効化を選択可能)として扱えます。必要な利用者にだけアカウントを持たせることで、クラウドのライセンスコストを最適化できます。
権限の委譲(ロールベースアクセス制御)
システムロール 8 種類に加えてカスタムロールを定義できます。ヘルプデスクにはパスワードリセットと TOTP / Passkey 削除だけを許可する、といった必要最小限の権限委譲が可能です。
利用者によるセルフサービス
パスワードの変更や自身の情報の確認・修正を、利用者が管理者に依頼することなく自分で行えます。
パスワードの変更・リセット
利用者が自身のパスワードを変更できます。パスワードの長さや文字種などのポリシーを設定可能です。パスワードを忘れた場合も、メールと一時トークンにより利用者自身でリセットできます。
属性情報の確認・変更
利用者が自身の属性情報を閲覧・変更できます。ロールごとに、閲覧できる属性と変更できる属性を設定可能です。
安心して導入いただくための設計
ドライランモード
実際の追加・変更・削除を行わずに連携をテストできます。設定内容が意図どおりかを、本番データに影響を与えずに確認できます。
設定のエクスポート / インポート
設定エクスポート / インポートが可能です。検証環境で確認した設定を、そのまま本番環境へ安全に移行できます。
操作履歴の記録
ID 連携・認証・LDAP 操作・一括処理・スケジューラーをはじめとするの各操作を履歴として記録します。ID 連携の履歴では、変更前後の差分を確認できます。
ログイン・ロックアウト
認証の失敗が続いた場合にアカウントをロックできます。
柔軟なカスタマイズ
環境ごとに異なる運用ルールへ合わせ込むための仕組みを用意しています。
JavaScript によるマッピング
DN / 属性のマッピングを JavaScript で記述できます。
前処理 / 後処理スクリプト
連携の前後に任意のシェルスクリプトを実行できます。Windows サーバーへのコマンド連携(WinRM)にも対応しています。
画面カスタマイズ
ユーザープロファイル画面のヘッダー、フッター、アカウント通知書などのデザインのカスタマイズが可能です。
管理画面・ユーザー画面
システム管理者向けの ID 連携管理画面と、利用者・管理者向けのユーザープロファイル画面を提供しています。
ID 連携管理画面

トップページ:直近の ID 連携結果サマリや連携設定別の情報をひと目で確認できます。

ID 連携履歴:操作種別・結果・メッセージとあわせて履歴を確認できます。エクスポートも可能です。
ユーザープロファイル画面

ユーザー向け:自身のパスワードを変更できます。

ユーザー管理:ユーザーの検索・登録・更新・削除のほか、CSV エクスポートを行えます。
この他にも、連携設定・属性マッピング・連携履歴・CSV 一括処理・アカウント通知書など、各機能の画面例をご用意しています。
シングルサインオン製品との連携
- OpenAM と合わせて導入することで、既存の社内システムの ID 管理方法を変更せずにクラウドサービスへのシングルサインオンと ID 連携を実現します。
- ユーザープロファイル画面にて OpenAM で利用している OTP デバイスや Passkey 情報の確認・削除などを行えます。
- OpenAM を利用している場合、SAML 連携の設定を行うことで、ユーザーがユーザープロファイル画面にログインする際に OpenAM で認証を行う構成を取れます。

評価版・価格について
まずは評価版でお試しください
ご導入をご検討中のお客様向けに、弊社にてご用意した評価環境を無料でお試しいただけます。実際の画面を操作しながら、ID 連携管理画面やユーザープロファイル画面の機能をご確認いただけます。
価格について
価格は連携先の数やサーバー構成によって異なります。構成に応じてお見積りいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
動作環境
対象 OS
- Red Hat Enterprise Linux 10 / AlmaLinux 10 / Rocky Linux 10 (x86-64)
- Red Hat Enterprise Linux 9 / AlmaLinux 9 / Rocky Linux 9 (x86-64)
ハードウェア要件
- CPU: Intel Xeon / AMD Ryzen などの x86-64 互換プロセッサー (4 コア以上)
- メモリ: 8 GB 以上 (性能要件やデータ容量などに依存)
- ストレージ: 100 GB 以上 (データ容量やログ容量などに依存)
対応 Web ブラウザー
Unicorn Cloud ID Manager の操作に利用できる対応 Web ブラウザーは下記の通りです。
- Google Chrome(Windows / Android)
- Safari(macOS / iPad / iPhone)
- Firefox(Windows / macOS)
- Microsoft Edge (Windows)
提供パッケージ形式
以下モジュールは、 RPM (Red Hat Package Manager) パッケージ形式で提供します。
- Unicorn Cloud ID Manager(UCIDM)パッケージ
- OSSTech OpenLDAP PassSync Agent
Unicorn Cloud ID Manager(UCIDM)パッケージにおける実際の動作モジュールは Docker コンテナで提供されます。以下のコンテナ環境を OS に設定する必要があります。
- Docker のコンテナ環境
- Podman(今後対応予定)
以下モジュールは、Windows インストーラー形式で提供します。
- Active Directory PassSync Agent
