Samba 3.2 for Solaris 10 / AIX 6を製品化

2009-01-13

プレスリリース

北陸先端科学技術大学院大学および国立病院機構へ導入

オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社(代表取締役 小田切耕司)はOSS(オープンソースソフトウェア)のWindows用ファイルサーバーソフトSambaの最新版Samba 3.2をサン・マイクロシステムズ社のSolaris 10(Sparc版およびx86版)およびアイ・ビー・エム社のAIX 6(POWER6版)に対応させ、サポート付き有償製品として販売開始することを発表します。 なお両製品はすでに x86 Solaris 10版では 国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学様(所在地 石川県能美市,学長 片山卓也 氏)に,POWER6 AIX 6版では 独立行政法人 国立病院機構様(所在地 東京都目黒区,理事長 矢崎義雄 氏)へ導入されることになっております。

Samba 3.2 for Solaris 10 / AIX 6 製品概要

以下の特徴を持ちます。(製品詳細:Samba 3.2 for Linux , Solaris , AIX)

  • サン・マイクロシステムズ社のSolaris 10(Sparc版およびx86版)に対応
    • 128ビットファイルシステムのZFS(ゼタ・ファイル・システム)に対応
    • Windows NTFS互換のNFSv4 ACL(アクセス制御)に対応
    • ZFSのディレクトリ単位のQuota(容量制限)に対応
    • SunStudioコンパイラを利用することにより、GCCコンパイル版よりも高速に動作
  • アイ・ビー・エム社のAIX 6へ対応
  • Windows Server 2008/Vista対応
    • Windows Server 2008のActive Directoryドメインへの参加 および SambaドメインへのWindows Server 2008メンバー参加に対応しました。(32ビット版および64ビット版の両方に対応)
  • クライアントOSとして、最新のWindows Vista および Vista SP1の32ビット版および64ビット版の両方に対応しています。
  • 容易な設定管理
    • Windowsレジストリベースの設定管理が可能になりました。
  • GPLv3への対応
    • ライセンスが従来のGPLv2からGPLv3へ変更されました。
  • 製品出荷時期
    • 2009年2月より出荷開始(受注は本日より開始します)
  • 価格
    • 製品価格:1ノードあたり10万円より
    • サポート価格:1システム年間24万円より

国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学様 システム概要

  • 用途

Windowsクライアント用 CIFS高性能ファイルサーバー(UNIX、マッキントッシュ向 けNFSv4サーバーとしても利用)

  • サーバー本体

Dell PowerEdge 2950Ⅲ(CPU:Intel Xeon E5440 x 2、メモリ:32GB)を6台でク ラスタ構成

独立行政法人 国立病院機構様システム概要

  • 用途

次期独立行政法人国立病院機構総合情報ネットワークシステム(HOSPnet)既存 業務アプリケーションの新環境への移行のためのファイルサーバー

  • サーバー本体

IBM Power 520 Express (POWER6プロセッサー)を182台

  • オペレーティングシステム: AIX 6.1
  • CIFSサーバー: Samba 3.2.7 for AIX 6

オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 について

住所東京都品川区東五反田1-10-7アイオス五反田ビル
代表者代表取締役社長 小田切耕司
Webページhttp://www.osstech.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

OSSTech株式会社

E-mail: info-pr@osstech.co.jp 電話 03-6417-0753
Webページ https://www.osstech.co.jp/

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