無償版ライブラリは以下の機能が利用できません。 それ以外は製品版と同じです。
LibJeIDのライブラリ自体はAPIレベル10(Android 2.3)で動作しますが、 サンプルアプリではminSdkVersion:14を指定しています。
LibJeID for Androidの導入方法はmavenレポジトリを指定して利用する方法と、 ダウンロードして配置する2通りの方法があります。
Debian/Ubuntu:
$ sudo apt install openjdk-11-jdk-headless
RHEL/CentOS:
$ sudo yum install java-11-openjdk
以下はCommand line toolsのインストール手順です
Command line toolsを以下からダウンロードします。
https://developer.android.com/studio?hl=ja#cmdline-tools
$ mkdir -p /opt/android-sdk/cmdline-tools/
$ unzip commandlinetools-linux-XXXX.zip -d /opt/android-sdk/cmdline-tools/
ライセンスに同意します。
$ /opt/android-sdk/cmdline-tools/cmdline-tools/bin/sdkmanager --licenses
$ git clone git@github.com:osstech-jp/libjeid-android-app.git
$ cd libjeid-android-app
$ echo "sdk.dir=/opt/android-sdk" >> local.properties
$ ./gradlew assembleDebug
Android Studioを用いてビルドする方法を説明します。 JDKはAndroid Studioに組み込まれているものを使うことを想定しています。
このページで 「Clone or download」–>「Download ZIP」と選択して、ソースコードをZIP形式でダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、任意のフォルダに展開しておきます。
ファイルをGitで管理したい場合は、代わりにGitのインストール及びプロジェクトのクローンを行なってください。
このページから、Windows用のAndroid Studioをダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、ファイルを実行してAndroid Studioのインストールを行なってください。
インストールが完了した後は、セットアップウィザードに従ってセットアップを進める必要があります。 こちらも適宜完了させてください。
セットアップ完了後の「Welcome to Android Studio」のウィンドウで、 「Open an existing Android Studio Project」を選択します。
プロジェクトを選択するウィンドウが開くので、1で展開しておいたフォルダを選択し、 「OK」を押下します。プロジェクトがインポートされます。
この際にエラーが発生した場合、エラーメッセージ下のリンクをクリックして、 不足しているAndroid SDK等をインストールすることでエラーを解消できる場合があります。
Android Studioのウィンドウで以下のように選択することで、APKをビルドできます。
Build –> Build Bandle(s) / APK(s) –> Build APK(s)
リリースビルドでのみ下記の様なエラーが発生し、読み取りや真正性検証に失敗することがあります。
java.security.NoSuchAlgorithmException: Provider BC does not provide ...
これは、Android SDKの難読化処理によりJava Cryptography Extension (JCE)が利用できなくなるために発生します。
難読化処理の設定ファイル(proguard-rules.pro)に以下を設定することで回避できます。
-keep class org.bouncycastle.** { *; }
LibJeID for AndroidはBouncy Castleをリンクしています。
Bouncy CastleはMITライセンスに基づいて再配布できます。