北陸先端科学技術大学院大学および国立病院機構へ導入
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社(代表取締役 小田切耕司)はOSS(オープンソースソフトウェア)のWindows用ファイルサーバーソフトSambaの最新版Samba 3.2をサン・マイクロシステムズ社のSolaris 10(Sparc版およびx86版)およびアイ・ビー・エム社のAIX 6(POWER6版)に対応させ、サポート付き有償製品として販売開始することを発表します。 なお両製品はすでに x86 Solaris 10版では 国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学様(所在地 石川県能美市,学長 片山卓也 氏)に,POWER6 AIX 6版では 独立行政法人 国立病院機構様(所在地 東京都目黒区,理事長 矢崎義雄 氏)へ導入されることになっております。
Samba 3.2 for Solaris 10 / AIX 6 製品概要
以下の特徴を持ちます。(製品詳細:Samba 3.2 for Linux , Solaris , AIX)
- サン・マイクロシステムズ社のSolaris 10(Sparc版およびx86版)に対応
- 128ビットファイルシステムのZFS(ゼタ・ファイル・システム)に対応
- Windows NTFS互換のNFSv4 ACL(アクセス制御)に対応
- ZFSのディレクトリ単位のQuota(容量制限)に対応
- SunStudioコンパイラを利用することにより、GCCコンパイル版よりも高速に動作
- アイ・ビー・エム社のAIX 6へ対応
- Windows Server 2008/Vista対応
- Windows Server 2008のActive Directoryドメインへの参加 および SambaドメインへのWindows Server 2008メンバー参加に対応しました。(32ビット版および64ビット版の両方に対応)
- クライアントOSとして、最新のWindows Vista および Vista SP1の32ビット版および64ビット版の両方に対応しています。
- 容易な設定管理
- Windowsレジストリベースの設定管理が可能になりました。
- GPLv3への対応
- ライセンスが従来のGPLv2からGPLv3へ変更されました。
- 製品出荷時期
- 2009年2月より出荷開始(受注は本日より開始します)
- 価格
- 製品価格:1ノードあたり10万円より
- サポート価格:1システム年間24万円より
国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学様 システム概要
- 用途
Windowsクライアント用 CIFS高性能ファイルサーバー(UNIX、マッキントッシュ向 けNFSv4サーバーとしても利用)
- サーバー本体
Dell PowerEdge 2950Ⅲ(CPU:Intel Xeon E5440 x 2、メモリ:32GB)を6台でク ラスタ構成
- ストレージ
- Dell EqualLogic PS5000Xを38台、Dell EqualLogic PS5000Eを21台
- 関連プレスリリース: デル、北陸先端科学技術大学院大学へ Dell EqualLogic PS5000を世界最大規模となる59台納入
- オペレーティングシステム: x86用Solaris 10
- ファイルシステムはZFS
- CIFSサーバー: Samba 3.2.7 for Solaris 10
独立行政法人 国立病院機構様システム概要
- 用途
次期独立行政法人国立病院機構総合情報ネットワークシステム(HOSPnet)既存 業務アプリケーションの新環境への移行のためのファイルサーバー
- サーバー本体
IBM Power 520 Express (POWER6プロセッサー)を182台
- オペレーティングシステム: AIX 6.1
- CIFSサーバー: Samba 3.2.7 for AIX 6
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 について
住所 | 東京都品川区東五反田1-10-7アイオス五反田ビル |
代表者 | 代表取締役社長 小田切耕司 |
Webページ | http://www.osstech.co.jp/ |