OpenLDAPのセキュリティ脆弱性について

2015-02-23

サポートニュース

update

OpenLDAPのセキュリティ脆弱性(CVE-2015-1545)に関する情報が公開されております。

https://web.nvd.nist.gov/view/vuln/detail?vulnId=CVE-2015-1545

本問題は、弊社製品OpenLDAP(osstech-openldap) 2.4.13 から 2.4.39 をご利用中で、かつ、 derefオーバーレイをご利用中のお客様に影響があります。

脆弱性の影響有無判定方法

該当バージョンの弊社提供OpenLDAPがインストールされたサーバーにて /opt/osstech/etc/openldap/slapd.confに以下のディレクティブが設定 されている場合、影響があります 。

  moduleload deref
  overlay deref

脆弱性の影響

本脆弱性により、サービス運用妨害 (DoS) を引き起こされる可能性があります。

脆弱性の回避策

derefオーバーレイの使用を中止するか、アップデートパッケージを適用してください。

提供アップデートパッケージ:OpenLDAP 2.4.39-81

アップデートパッケージの入手方法

ご利用中の動作OS、およびご利用中のOpenLDAPバージョンをご確認の上、 弊社サポート窓口まで、サポートID、会社名、ご担当者名を添えてご連絡ください。 折り返し、弊社よりアップデートパッケージをご案内いたします。

なお、以下にないOSについては、サポート窓口までお問い合わせください。

  • RedHat Enterprise Linux 6 (x86-64)
  • RedHat Enterprise Linux 5 (x86)
  • RedHat Enterprise Linux 5 (x86-64)
  • RedHat Enterprise Linux 4 (x86)
  • RedHat Enterprise Linux 4 (x86-64)
  • Solaris 10 (sparc)
  • Solaris 10 (x64)

補足事項

CVE-2015-1545と同時に公開されているCVE-2015-1546は弊社製品には影響ございません。

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