ディレクトリサービスにより、Linux/Unix/Windows/Mac の各種サービス(共有、メール、Web サービスなど) の認証統合を可能にします。
最新の OpenLDAP 2.4 系を採用し、商用 Linux 同梱の OpenLDAP よりも数々の不具合が修正されています。
バックエンドデータベース:Berkeley DB (BDB) 4.8.30 を採用し、高性能・高品質
商用 Linux 同梱の OpenLDAP には同時接続数として 1024 または 4096 という制限がありますが、弊社製品は 16384 接続まで拡大してあり、大規模システムでの運用に適しています。
パスワードポリシーの強化
マルチ・マスター・レプリケーション対応(品質検証済み)
高速で安定したシングル・マスター(syncrepl)レプリケーション対応(品質検証済み)
memberOf オーバーレイへの対応
グループ情報に member 属性で所属するユーザー情報が加えられた時に、ユーザー情報の memberOf 属性に所属するグループ情報を自動追加できるため、アクセス制御などを高速化できます。
10万~50万ユーザでの安定動作を検証済み
LDAP ベンチマーク(SLAMD)により、1秒間に
LDAP データ検索 3万4千、LDAP データ追加性能 570件以上を達成
図1.OSSTech 製 OpenLDAP とオリジナル OpenLDAP/商用 LDAP 製品との LDAP 検索性能比較
図2.OSSTech 製 OpenLDAP とオリジナル OpenLDAP/商用 LDAP 製品との LDAP データ追加性能比較
※ 性能測定環境
サーバー: Dell PowerEdge R710
CPU: Intel Xeon E5530 2.40GHz × 2個 (Quad Core、Hyper Threading 有効)
Memory: DDR3 32GB
HDD: SAS RAID5 構成
OS:Red Hat Enterprise Linux 5.4 (x86_64)
OpenLDAP はディレクトリサービス、特に X.500 ベースのディレクトリサービスにアクセスするための軽量プロトコル LDAP をサポートした製品で、電話帳などを始めとするディレクトリサービス、マルチプラットフォームの認証統合を実現します。
LDAP は TCP/IP あるいは他の接続指向の転送サービスの上で動作し、LDAPv2 と LDAPv3 の両方をサポートしています。
OpenLDAP は LDAPv3 の持つ以下の機能をもっています。
また、OpenLDAPは以下の特徴を持ちます。
IPv4 / IPv6 / Unix IPC をサポート。
Simple Authentication and Security Layer: SASL を利用して厳密認証とデータセキュリティ(完全性と機密性)サービスをサポート。
SASL の実装は、DIGEST-MD5, EXTERNAL, GSSAPI などの機構をサポートする Cyrus SASL ソフトウェアを利用しています。
Transport Layer Security: TLS (あるいは
SSL)を利用して証明書ベースの認証とデータセキュリティ(完全性と機密性)サービスをサポートします。
アクセス制御:高度で強力なアクセス制御機能を提供します。この機能によりデータベース内の情報へのアクセスを制御できます。LDAP の認可情報、IP アドレス、ドメイン名などといった基準を基にしてエントリへのアクセスを制御でき、静的 と 動的 の両方のアクセス制御情報をサポートします。
国際化
複数のデータベース実体:同時に複数のデータベースを扱うように設定できます。つまり、LDAP ツリーの論理的に異なる部分についての要求に単一応答できます。この
LDAP ツリーの各部には、同じバックエンドデータベースを使ってもよいですし、違うデータベースバックエンドを使ってもかまいません。
汎用モジュール
API: さらなるカスタム化が必要な場合を想定して、容易に独自のモジュールを書けるようになっています。 OpenLDAP はフロントエンドとモジュールの二つの部分から成っています。フロントエンドは
LDAP クライアントとのプロトコル通信を処理します。モジュールはデータベース操作のような特定の作業を処理します。これら二つの部分の間では、よくできた C
API を使ってやりとりされるので、多くの手段で拡張する独自のカスタムモジュールを開発できます。また、プログラム可能なデータベース も提供されています。これを使えば、人気のあるプログラミング言語 (
Perl, shell) を使って外部のデータソースを OpenLDAP で扱えるようにできます。
スレッド: 高速化のためにスレッドに対応しています。マルチスレッド化された単一のプロセスが、スレッドのプールを用いてクライアントのすべての要求を処理します。これにより、多くのシステムのオーバヘッドを減らし、高速化を実現します。
代理キャッシュ: slapd は キャッシュ
LDAP 代理サービスとなるように設定できます。
設定: slapd は高度に設定が可能です。設定は単一の設定ファイルをとおして行い、変更したいとこだけを変更できるようになっています。設定ディレクティブには妥当なデフォルト値を持っているので、設定作業が実に容易になっています。
Red Hat Enterprise Linux に標準で同梱されている OpenLDAP に対し、以下の問題が修正されています。
| | OpenLDAP 2.4 | Samba 3.x |
| パスワードポリシー機能 | OSSTECH版 | 標準OpenLDAP *1 | OSSTECH版 | 標準Samba *2 |
| パスワードのハッシュ化 | ○ *5 | ○ | ○ | ○ |
| パスワードの有効期限の指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パスワードの変更禁止期間の指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パスワード最小文字数の指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パスワードの期限切れの事前警告期間の指定 | ○ *3 | ○ *3 | ○ *4 | ○ *4 |
| 認証失敗時のアカウントロック | ○ | ○ | ○ | ○ |
| アカウントロックされる認証失敗回数の指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| アカウントロックが解除される期間指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 認証失敗回数のカウンターがリセットされる期間の指定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 初回認証時のパスワード変更要求 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パスワード履歴の記録 (履歴に残っているパスワードは使用不可能) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 期限切れパスワードによる認証(bind)の最大回数指定 (パスワード有効期限が切れた後に許可するログインの回数) | ○ | ○ | × | × |
| パスワードの複雑性のチェック | ○ | △(最小文字数のみ) | ○ | × |
| パスワードに含まれる文字種の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
| パスワードに含まれる英文字の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
| パスワードに含まれる英大文字の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
| パスワードに含まれる英小文字の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
| パスワードに含まれる数字の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
| パスワードに含まれる記号の最小数指定 | ○ | × | ○ | × |
※)注記
Red Hat Enterprise Linux 5 (x86, x86-64), 6 (x86-64)
(CentOS, Scientific Linux 対応)
Oracle Solaris 10 Update 3 (11/06) 以降 (SPARC, x86)
IBM AIX 6.1 (POWER)
※ 上記以外の OS はお問い合わせ下さい。
Red Hat Enterprise Linux, Solaris, AIX すべて RPM (Red Hat Package Manager) 形式で提供します。
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